転送量など気にすることはない

転送量制限の目安としては、1日50GB前後に設定されているケースが多いようです。
建前上は無制限とはなっていますが、文字通り無制限なわけはありませんので、50GB程度を超えてくるケースが多くなるとサーバーの移転をすすめられるはずです。

けれども、実際に制限がかかるケースはあまり多くはなく、一般的なサイトの場合はほとんど気にする必要はありません。

例えば、一般的なホームページの1ページあたりのファイルサイズを100KB程度としますと、1万ページビューで1GBの転送量ということになりますから、10万ページビューぐらいあって、やっと10GB程度です。計算上は、1日50万ページビューぐらいあるサイトでなければ、転送量制限にはかからないはずです。

画像や動画などのコンテンツ内容によっても違いますが、概ね、1日10万ページビュー程度から転送量を気にするようにするとよいでしょう。

この場合でも、画像をロスレス圧縮してファイルサイズを小さくしたり、あるいは転送量の多いページのコンテンツを削減して、ファイルサイズをちいさくすることで転送量を減らすことができるはずです。

このファイルサイズの容量を削減することで、スマホなどの小型タブレット端末で閲覧した際のユーザビリティーも向上するメリットがあります。
いずれにしても、転送量については、訪問者数が1日数万人に達したあたりから考えるとよいでしょう。